TOPPAN 凸版印刷、「特産品バーチャル商談会」の実証実験を開始 凸版印刷、飯綱町の次世代DX開発拠点が「バーチャルりんご狩り」を実施 凸版印刷、「食」をテーマに遠隔観光

「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」の取り組みの一環として生産者と小売店/飲食店とのマッチングをデジタルで支援「フードストアソリューションズフェア2021」で実証実験を実施

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 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、スマートグラスを活用した、生産者と小売店/飲食店などをマッチングさせるサービス「特産品バーチャル商談会サービス」を開発。2021年12月2日(木)、3日(金)に開催される「フードストアソリューションズフェア2021」で実証実験を実施します。 「特産品バーチャル商談会サービス」は、農場や漁港等の映像を、生産者が装着するスマートグラスを通じて遠隔地のタブレット端末上にリアルタイムに表示させるサービスです。本サービスを活用することで、スマートグラスの映像を通して生産者がこだわりを直接、小売店や飲食店などに説明することができ、小売店/飲食店側はタブレット上で欲しい商品を購入することができます。 なお本取り組みは、凸版印刷が「インバウンド・観光の再生」分野においてコーディネーターを務めている、「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」の取り組みの一環として実施します。

TOPPAN 凸版印刷、「特産品バーチャル商談会」の実証実験を開始 凸版印刷、飯綱町の次世代DX開発拠点が「バーチャルりんご狩り」を実施 凸版印刷、「食」をテーマに遠隔観光

藤井寺市での「特産品バーチャル商談会」実証の様子(上段)農園と藤井寺市内の飲食店をマッチングさせ生み出した商品(下段)© TOPPAN INC.

実施の背景

 地域の特産品の流通において、生産者のこだわりを活かした生産数の少ない農作物や、水産物の流通経路が体系化されていないことが課題になっています。一方、こだわりの農作物や水産物を市場ではなく直接お店で販売/提供したいという小売店や飲食店も数多くあります。 このような中で凸版印刷は「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」の一員として、新たに「特産品バーチャル商談会サービス」を開発。これを活用して、生産者と小売店・飲食店のマッチングを目的とした商談会を開催します。地域の特産品と小売店や飲食店との連携の支援を行います。同時に本取り組みを通じて、新型コロナウイルス感染収束後に予想される、観光客受け入れの前準備として、地域経済の活性化を目指します。

「特産品バーチャル商談会サービス」特長

・生産者の目線で特産品の魅力を聞くことが可能 生産者が装着するスマートグラスから送られる農場や漁港の映像が、遠隔地のタブレット上にリアルタイムで表示されるため、まるで現地にいるかのような臨場感で、特産品の魅力を体感することができます。・タブレット画面を操作することで、生産者との相互コミュニケーションが可能 タブレット画面をタッチすると同時に、スマートグラス上でも、タッチした箇所が表示されます。これにより、同じ映像を見ながら「この果物は熟していますか」や「この魚が欲しい」など、遠隔地にいながらでも指示を出せる相互コミュニケーションが可能です。・特産品の指定した色のみを表示する色判定モードを実装 タブレット上に表示された農産物や水産物の色を数値化し、指定した数値(色)のみを抽出して表示ができる「色判定モード」を搭載。遠隔地から色づきに基づく「食べごろ」などの品定めを支援します。

実証実験の概要

日時2021年12月2日(木)~ 2021年12月3日(金)(各日 11時~15時)
会場「フードストア ソリューションズ フェア2021」 (主催:日本食糧新聞社 関西支社)インテックス大阪 1号館・2号館 大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102
ブース名バーチャルで南おおさかの魅力発見
実証内容・「特産品バーチャル商談会」サービスのUIと有用性の検証泉州の田尻漁港(協力:KIX泉州ツーリズムビューロー)からライブ中継を実施し、漁港の様子を伝えるとともに水産物の種類やこだわりなどを、スマートグラスを活用して会場に伝えます。また、藤井寺市内の飲食店(協力:藤井寺市・ハレマチフジイデラ)からも中継しオリジナル商品等を紹介します。遠隔でありながら品質情報のコミュニケーションが成り立つのかを検証します。なお、本実証は大阪スマートシティパートナーズフォーラムの参加企業であるりそな銀行の企業マッチングで実現しました。

今後の目標

 凸版印刷は、「特産品バーチャル商談会」サービスを2022年4月の本格提供を目指して実証を進めます。また「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」における「インバウンド・観光の再生」分野のコーディネーターとして、会員企業/大学などと連携し、テクノロジーを活用した地域の課題解決に向けた様々なソリューションを開発していきます。

「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」とは

 大阪スマートシティパートナーズフォーラムは“大阪モデル”のスマートシティの実現に向けた推進体制として、企業やシビックテック、府内市町村等と連携して設立されました。 少子高齢化や人口減少、ポストコロナへの対応など、大阪府や府内市町村の持つ課題の見える化および課題解決に向けたソリューションを持つ企業と企業、行政を繋ぐコーディネートやテーマに応じたワークショップやセミナーの開催、大阪のスマートシティ推進に関する幅広い情報発信により “大阪モデル”のスマートシティの実現に向けた取組を推進します。

実証実験において連携する企業・団体(順不同)

・大阪府(大阪スマートシティパートナーズフォーラム事務局) https://smartcity-partners.osaka/about-us/・大阪府藤井寺市 https://www.city.fujiidera.lg.jp/index.html・一般社団法人ハレマチフジイデラ https://www.city.fujiidera.lg.jp/soshiki/shiminseikatsu/kankou/11432.html・一般社団法人KIX泉州ツーリズムビューロー http://welcome-to-senshu.jp/・株式会社日本食糧新聞社 http://info.nissyoku.co.jp/・株式会社りそな銀行 https://www.resonabank.co.jp/

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

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