『スパイラル:ソウ オールリセット』撮影の裏側が 3つの特別メイキング映像公開

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『スパイラル:ソウ オールリセット』撮影の裏側が 3つの特別メイキング映像公開

 Blu-ray&DVDが発売中の『スパイラル:ソウ オールリセット』より、特典映像に収録されているメイキング映像の一部が公開された。 本作は、誕生から17年の歴史を持つスリラー映画『ソウ』シリーズの“新章”。“『ソウ』フリーク”として知られるクリス・ロックや『アベンジャーズ』シリーズのサミュエル・L・ジャクソンが参加し、『ソウ』の2作目から4作目を手がけたダーレン・リン・バウズマンが監督を務めた。 地下鉄の線路上、舌を固定され宙吊りの男。舌を引き抜いて生きるか、ぶらさがったまま死ぬか。猛スピードの電車が轟音を立てて迫り、やがて無残にも男の体は四散する。それはジグソウを凌駕する猟奇犯が仕掛けた、新たなゲームの始まりだった。ターゲットは全て警察官。不気味な渦巻模様と青い箱が、捜査にあたるジークと相棒ウィリアムを挑発する。やがて、伝説的刑事でありジークの父・マーカスまでもが姿を消し、追い詰められていくジーク。ゲームは追うほどに過激さを増し、戦慄のクライマックスが待ち受ける。 公開されたのは、Blu-rayに収録されている特典映像から3つのメイキング・解説映像。映像の1つ目は、全5章からなる「メイキング・オブ・スパイラル」のイントロ部分。シリーズの製作総指揮を務めてきたジェイソン・コンスタンティンがシリーズを述懐する。映像の続きでは、シリーズの変遷から新章『スパイラル』誕生の成り立ちが語られている。 次の映像は、「メイキング・オブ・スパイラル」から音楽のメイキングシーン。シリーズの全作品に音楽面で携わり、『スパイラル』においても音楽を担当したチャーリー・クロウザーの制作風景とインタビュー映像となっている。 最後は、特典映像「トラップのアイデア」からの一場面。「トラップのアイデア」は、監督を務めたダーレン・リン・バウズマン自身がタブレットで画面にマーカーをいれつつ、映像を繰り返し一時停止・巻き戻し・リピートして丁寧にトラップの制作舞台裏を解説する。公開されたのは、地下鉄で男が囚われたトラップのシーン。セットや強化遠近法、実写とVFXを巧みに操り映像を生み出していることがわかる。どこが人体でどこが作り物かといった細かい点も丁寧に解説している。 そのほか、特典映像には、 企画の成り立ちやキャスティング、撮影の舞台裏、1フレームの攻防が行われる編集、コロナウィルスの影響を受けての公開秘話、さらにはシリーズの展開も振り返ったマーケティングなどが明かされている。

リアルサウンド編集部

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