新生活に合わせてノートパソコンを購入する前にご一読!タブレットを選択肢に入れるべき理由

4月から新大学生・新社会人となる人の中には、大学でのレポート作成用やテレワークに対応するためにノートPCの購入を検討している人も多いのではないでしょうか。

もちろんノートPCは機能性・操作性において便利な製品ですが、使い方によってはタブレットのほうが適している可能性もあります。

そこで、どんな人にノートPCよりもタブレットがおすすめなのか、どんなタブレット製品がおすすめなのかについて紹介していきましょう。

ノートPC購入前に要確認! タブレットのほうが適しているかも?

ノートPCよりもタブレットをおすすめしたいのには複数の理由が存在します。もちろんデバイスの使い方によってはノートPCのほうが適している場合もあるので、自分がどのように製品を使用するのかをよく考えながら確認していきましょう。

携帯性を重視するならノートPCよりもタブレットが良い?

タブレットとノートPCの大きな違いとして挙げられるのが携帯性です。ノートPCの場合、近年は軽量なモデルも登場してはいますが、それでも1㎏前後が限界。タブレットであれば、サイズにもよりますが500gを切る製品もあります。

タブレットと接続してキーボードとして使用する「タイプカバー」を装着するともう少し重くなりますが、それでも多くのノートPCよりは軽量である場合がほとんど。カバンに入れて頻繁に持ち運びたいのであれば、タブレットのほうが適しているでしょう。

サブ端末として使用するならタブレットがおすすめ?

大学内の共有PCが使用できたり、会社で専用のPCを支給されるという人の場合は、サブ端末としてタブレットを使用するのもおすすめです。

というのも、先に紹介したように携帯性に優れた製品が多いほかに、スマートフォンのように画面を指で操作できるという特徴があります。また、専用のタッチペンが販売されていることも多く、メモや図を手書き入力できるのも便利です。

そのため、PCで作成したレポートや資料を隙間時間に確認するのはもちろん、画像の位置を入れ替えたりといった操作も簡単に行えます。

筆者も自宅や会社で作業をするときにはPCを使用していますが、取材で外に出る際にはタブレットを持ち運び、資料や原稿の確認・メモの作成などを行っています。

新生活に合わせてノートパソコンを購入する前にご一読!タブレットを選択肢に入れるべき理由

プライベートでも活用したいならタブレットがおすすめ!?

レポート作成やビジネスツールとしてだけでなく、時には自宅で動画を見たり電子書籍を閲覧するといった使い方にもタブレットは最適です。

タブレットはノートPCと違いキーボードが分離するので、ベッドで横になりながらなど自由な姿勢で操作できるのもポイント。筆者自身もよくサッカー観戦にタブレットを使用しています。

新大学生・新社会人におすすめのタブレット製品を紹介

では、新大学生や新社会人におすすめのタブレット製品をいくつか紹介していきましょう。タブレットを選ぶ際には、「価格」「性能」「サイズ」などいくつかポイントがあります。

タブレットといえばこれ! 万人におすすめできる「iPad Air(第4世代)」

最初に紹介したいのは「iPad Air(第4世代)」です。執筆時点(2021年3月15日)で、まもなく上位モデルである「iPad Pro」の最新モデルが発売されるという噂もありますが、レポートや資料の作成といった用途であればiPad Airで十分のスペックでしょう。

画面サイズは10.9インチ、質量458g(Wi-Fiモデル)と軽量。iPhone 12シリーズと同様に最新の「A14 Bionic」というチップセットを内蔵しているので、処理性能も高くなっています。

また、AirDropを使用してすぐに写真やファイルを共有できるなど、iPhoneといったアップル製品との互換性の高さも特徴。授業での発表や会議の内容をiPhoneで録音し、そのデータをすぐにiPad Airに移して編集するといった作業にも役立つでしょう。

Wi-Fiモデルの場合、ストレージ64GBモデルが6万9080円、256GBモデルが8万7780円で購入可能。SIMカードを挿入してデータ通信が行えるWi-Fi+Cellularモデルの場合、ストレージ64GBモデルが8万5580円、256GBモデルが10万4280円となっています。

【参照】アップル iPad Air

タブレットとしてもPCとしても使える万能デバイス【Surface Go 2】

タブレットとノートPCの中間的なポジションですが、10.5インチで質量544gの「Surface Go 2」もおすすめの製品です。Windows OSを搭載しているので、メインのWindows PCと同期させたサブ端末としての運用もおすすめ。

メモリは4GBか8GBで選択可能、SIMカードを挿入してデータ通信を行えるモデルの購入も可能です。価格・性能ともにミドルレンジ程度のスペックですが、こちらも用途が決まっていれば十分に活躍できる製品でしょう。

販売価格はCPUやメモリ、ストレージの構成によって異なりますが、メモリ4GB/ストレージ64GBの最安構成だと6万5780円となっています。

【参照】Surface Go 2

Googleアプリが使えなくても問題なし!【HUAWEI MatePad Pro】

最後に紹介するのが「HUAWEI MatePad Pro」。約10.8インチのディスプレイを搭載し画面占有率が約90%と、画面の縁が細く設計されているので迫力のある映像が楽しめる製品です。

HUAWEIといえばコスパの高いスマートフォンを販売しながらも、近年はGoogle系のアプリをインストールできないというイメージの人もいるでしょう。本製品もこちらは同様なのですが、タブレットとしての運用に関してはあまり問題ではありません。

というのも、GoogleドライブやGoogleドキュメントといったサービスにはブラウザ経由でログインが可能。PCのような操作ができるので、使っていて不便に感じることはあまりないでしょう。

チップセットには「HUAWEI Kirin 990」というハイエンド向けのものが採用されているので操作性も抜群。6万5780円で購入可能なので、コスパの良いタブレットを探している人におすすめしたい製品です。

【参照】HUAWEI MatePad Pro

取材・文/佐藤文彦

関連記事