スマホでネット上のIDと本人との関係を証明し、身分証や生体認証に代わる本人認証が間もなくローンチ。ネットとリアルの垣根をなくす新世代クラウド認証サービス!
プロジェクト概要
弊社は、クラウドからBluetooth通信を安全に遠隔認証及び制御する技術を活用して、スマートフォン(以下、スマホ)にて予約や支払いの際に使うネット上のIDと、実在する本人との関係の証明を可能にするクラウドサービスを開発・販売するベンチャー企業です。
昨今、スマホの活用による店舗や商業施設でのコスト削減など、スマホの利用シーンが増加しています。弊社は、スマホを利用してネットIDと本人との関係の証明により、生体認証と同等の本人認証を可能にして、近年高成長し続けている世界高度認証市場のニーズに応えたいと考えています(出典:Global Information)。
Bluetoothは、オーディオストリーミングをはじめ、データ転送や位置情報サービス、デバイス(特定の機能をもった装置)ネットワークなどさまざまなシーンで活躍する無線通信技術です。
しかし、これまでBluetoothの利用はパソコンやスマホなどのデバイスと、キーボードなどの周辺機器との接続がほとんどです。
弊社は、このBluetoothの利用範囲を大きく広げて、ネット上の本人IDと、実在する本人を結びつけることで、新しい形で本人認証を可能にします。
それを実現するため、開発しているクラウドサービスが「VitaNet BLE Auth(ヴィタネット・ビーエルイー・オース)」です。
通信範囲が10mほどの小型Bluetooth通信端末が、特定のスマホと自動的に接続することで、ネットIDと本人の関係を証明して、本人を認証(Authentication)します。これには、自社特許技術のBluetooth自動ペアリング技術を活用します。
原則、スマホは本人しか使えないので、Bluetoothで本人のスマホとペアリングができれば本人が通信圏内にいることが証明されて、本人の認証が自動的に完了します。
この自動認証プロセスを、現在行われている指紋や網膜などの生体認証や身分証とも置き換えられる次世代の本人認証として利用すれば、本人を確認する必要のある様々な対面業務を、スマホの操作に置き換えることができるようになると考えています。
「VitaNet BLE Auth」は、ホテルや店舗などの運営事業者が提供するサービスアプリに「VitaNet BLE Auth」のシステムを組み込み、「VitaNet BLE Auth」専用のBluetooth通信端末を同施設に設置するだけで利用可能になります。
ホテルでのチェックイン・チェックアウトや、飲食店での予約確認など、これまで対面での本人確認が必須とされてきた業務も、アプリに代替すれば無人化や省人化が可能です。さらに、レジをアプリで代用する小売店舗での利用も検討が進んでいます。
「VitaNet BLE Auth」は、現在商用化に向けての開発段階ですが、すでにパートナー企業とホテルなど各種施設向けのサービスを設計中で、今年中にはリリース予定です。
弊社は、「VitaNet BLE Auth」によってBluetoothとクラウドサービスを組み合わせた次世代の本人認証を世界に広めたいと考えています。
年内には商用サービスの基本形を完成させ、来年からさらに多くの企業に提案先を拡大する計画です。無人化や省人化のニーズはグローバルで共通です。国内のみでなくアメリカでの販売を皮切りに、グローバルな普及を目指していきます。
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