家の査定を依頼する時の注意点 損をせずに売却するポイントを解説(相続会議) - Yahoo!ニュース
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0コメント0件家の査定を依頼する時の注意点とは?
一軒家やマンションを売却するには、まずは査定を依頼することから始めます。不動産を高く売却するには、高く売ってくれる会社を見つけることが第一歩です。また、査定を依頼する際には、知っておきたい注意点があります。この記事では「家の査定の注意点」について解説します。
■家査定の種類
まず、家査定の種類について解説します。家査定には以下の3つの方法があります。1)匿名シミュレーション査定「匿名シミュレーション査定」とは、AIなどのプログラミングによって瞬時に不動産の査定ができるインターネット上の無料サービスのことを指します。匿名と呼ばれるのは、電話番号や住所などの個人情報を入力する必要がないからです。匿名シミュレーション査定は、査定を依頼しても不動産会社から営業電話がかかってきません。匿名シミュレーション査定は、マンションであれば精度の高いものが存在しますので、マンションは参考として使っても良いと思われます。一方で、戸建てに関しては信憑性の低いものがほとんどであり、戸建ては匿名シミュレーションを利用しない方が賢明です。2)机上査定「机上査定」とは、不動産会社の営業担当者が物件を見ずに住宅地図や登記簿謄本、周辺の過去の取引事例などの資料を元に行う査定のことです。現地調査を行わないため、騒音や振動、眺望、デザイン性、リフォームの有無などについては価格に反映されません。匿名シミュレーション査定はすべてコンピュータが行っているのに対し、机上査定は人間が行っている点が最大の違いです。机上査定であれば、戸建ての査定精度も相応に高くなります。3)訪問査定「訪問査定」とは、不動産会社の営業担当者が実際に物件を見て行う査定のことです。物件の状況を見て確認し、売主にもヒアリングして査定を行うことができるため、価格の精度はもっとも高いです。訪問査定の結果は、売り出し価格を決定するための重要な参考資料となります。適正な売り出し価格を設定しないと「安過ぎて損をする、または高過ぎて売れない」などの失敗につながるため、訪問査定は売却前に必要となるのです。
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最終更新:相続会議