ペンタブレットの「ワコム」が仕掛けるコロナ後の成長戦略
四季報オンライン
コロナ禍の中で業績を伸ばしたのがペンタブレット大手のワコム(6727)。オンライン教育や、プロのイラストレーターなどのアート用途、趣味で絵を描く人などにタブレットの巣ごもり特需が生まれた。ニーズの高まりからプロ向けで数十万円の高単価製品も堅調に成長している。さらにサムスン電子のスマートフォン向けデジタルペン、教育向け端末は通信教育のZ会(非上場の増進会ホールディングス傘下)や、「進研ゼミ」のベネッセコーポレーション(ベネッセホールディングス〈9783〉傘下)に提供するなど、他社との協業も拡大。社会のデジタル化が急速に進む中、ワコムのデジタルペンやデジタルインクの技術に対する引き合いも増えている。ただ、2022年3月期は巣ごもり特需の反動減などで前期比減収の業績予想だ。アフターコロナを見据えてワコムをどう成長させるのか。井出信孝社長CEOに戦略を聞いた。
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