lifehacker lifehacker LifeHacker LifeHacker iPhoneとMacを一緒に使うと感じる7つの良いこと

Apple、Google、Microsoftはそれぞれ、コンピューターとスマホを一体化させ、シームレスな体験をユーザーに提供しようと努めています。

ですから、Mac派の人は、AndroidスマホやWindowsスマホよりもiPhoneを選んだほうがいいでしょう。

iPhoneとMacのコンビには、いいところがたくさんあるからです。

目次

1. 連係とHandoff

2. FaceTimeとiMessage

3. AirDrop

4. AirPlay

5. Appleエコシステムのアプリ

6. iCloud

7. インターネット共有

1. 連係とHandoff

Appleのデバイスには、「連係」と「Handoff」が搭載されています。

この2つの機能は、iPhonesとMacのコミュニケーションを向上させるためのものです。

おかげでiPhoneとMacは同期され、一方のデバイスで始めた作業を、もう一方のデバイスへと円滑かつ快適に切り替えることができます。

その好例が、iPhoneの「メッセージ」アプリでメッセージを書く場合です。

「iPhoneでメッセージを書き始めたけれど、ちょっと長くなりそうだな」というときは、そのメッセージをMacで開けば、続きをフルサイズのキーボードで書けます。

同じように、着信があったときも、iPhoneに触れることなく、応答するか拒否するかをMacの画面で選べます。こうしたシームレスな体験を提供してくれるのは、iPhoneとMacの組み合わせだけです。

この「連係」機能によって、さまざまなアプリも同期されます。

そのほとんどは、Appleのデバイスに標準搭載されているものです。

サポートされるのは、連絡先とカレンダー、メールアカウント、マップ、ブラウザータブ、オフィスアプリのiWorkスイート(「Pages」と「Keynote」「Numbers」)。iPhoneとMacの両方で同じiCloudにサインインすれば、同期は完了です。

「連係マークアップ」機能を使うと、iPhoneを使ってMac上の書類にサインしたり、スケッチしたりといったこともできます。

iPhoneで絵を描いたり、書類に注釈を付けたりしたら、あとはそれをMacの実際の書類に直接挿入するだけです。

こうすれば、わざわざトラックパッドを使って絵を描いたり、書類にサインしたりといった手間が省けます。

「連係」と「Handoff」の組み合わせは、最高のユーザー体験を生み出してくれます。

とくに、Macを使っているときにiPhoneに手を伸ばす回数が少なくなる点はありがたいものです。

2. FaceTimeとiMessage

Appleは、独自のコミュニケーションアプリを2つ提供しています。

インスタントメッセージングサービスの「iMessage」と、ビデオ通話サービスの「FaceTime」です。これらのアプリもまた、MacとiPhoneでしか利用できません。

iOS 15以降は、AndroidとWindowsのユーザーも、「FaceTime」通話に共有可能なリンクから参加できるようになりました。

ただし、それには条件があります。Appleのユーザーが、Appleのデバイスで通話を開始して、参加可能なリンクを共有してくれた場合に限られるのです。

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なので、「FaceTime」を頻繁に使う人は、iPhoneを買うほうが理にかなっています。

これにはたくさんのいいところがあります。

たとえば、iPhoneのバッテリーが切れそうになっているときは、Macでビデオチャットを開始できます。

また、同じ会話を異なるデバイスの「iMessage」で続けることも可能です。

WindowsとAndroidにも、「Skype」や「WhatsApp」といった、これらに代わるアプリがあることはたしかです。

ですが、友だちが「iMessage」と「FaceTime」を利用している場合は、あなたも使わないわけにはいきませんよね!

3. AirDrop

iPhoneとMacをコンビで使うことの最大のメリットのひとつは「AirDrop」です。MacとiPhoneの間でファイルを共有するためのいちばん簡単、かついちばんシームレスな方法だからです。

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MacのFinderで「AirDrop」を開き、iPhoneのコントロールセンターから「AirDrop」を起動したら、あとは対象のファイルをドラッグ&ドロップ、または共有するだけです。

厄介なケーブルもiTunesも必要ありません。

そんなものがなくても「ちゃんと動く」のです。対照的に、WindowsとAndroidの場合は、ケーブルとそのためのドライバー、またはソフトウェアがないと、ファイルの共有ができません。

4. AirPlay

iOS 15とmacOS Monterey以降は、iPhoneのディスプレイをMacでミラーリングできるようになりました。この機能が力を発揮するケースはさまざまです。

動画は、Macの大画面で見ればいっそう楽しめます。スクリーンをミラーリングして、チュートリアルを録画することも可能です。

なんなら、iPhoneのオーディオをMacのスピーカーで再生してもいいでしょう。

AirPlayなら、これらすべてをワイヤレスで行えるので、ケーブルやアダプターはいっさい必要ありません。

また、AirPlayのミラーリングはとても速いので、正しく使えば大いに力を発揮してくれます。

5. Appleエコシステムのアプリ

Appleデバイスに絶対の信頼を置く一部のデベロッパーは、Apple専用のアプリを開発しています。現に、MakeUseOfのいち押しアプリにも、Appleのガジェットでしか使えないものがあります。

たとえば「Tweetbot」。

モバイルあるいはデスクトップのTwitterクライアントの中でベストと言ってもいいアプリです。macOSとiOSでのみ利用でき、両者の間で同期もできます。

このようなアプリは、ほかにもあります。高価ですが、それだけの価値が間違いなくあるカレンダー「Fantastical」や、日記アプリ「Day One」、ベストと呼べるRSSリーダーのひとつ「Reeder」などです。

どれもがトップクラスのアプリばかり。AndroidやWindowsには、これらに匹敵するアプリはないと断言してしまいたくなるほどです。

6. iCloud

iPhoneとMacを組み合わせるときのもうひとつの利点は、iCloudです。

iCloudを使えば、すべてをクラウドに同期でき、ほかのどのデバイスからでも素早く簡単にアクセスができます。

MacとiPhoneのユーザーなら、「iCloud Drive」がオンになっていれば、iPhoneの「ファイル」アプリを使って、Macのファイルにさっとアクセスできます。

同じように、「iCloud写真」がオンになっていれば、iPhoneで撮影された写真がすべて、クラウドへ自動アップロードされ、Macと同期されます。

iCloudを使えば、すべてのデバイスのデータを簡単かつシームレスに。「カレンダー」や「連絡先」「メモ」などもiCloudで同期が可能です。

7. インターネット共有

仕事をしている場所のWi-Fiがつながりにくい場合は、セルラーネットワークに一時的に切り替えて、パーソナルホットスポットを利用して接続してみましょう。

ネットにつながりやすくなるかもしれません。

いままでの手順では、iPhoneの「設定」からホットスポットを使えるようにして、その後パスワードを入力して通常のWi-Fiネットワークとしてそこに接続していました。

けれども、「Instant Hotspot」と呼ばれる機能を使うと、これまでどおりの手順に従わなくても、パーソナルホットスポットを利用して、iPhoneのセルラー接続に直接接続できます。

つまり、iPhoneでホットスポットをオンにしたり、Macでパスワードを入力したりしなくてもいいのです。

利用できるWi-Fi接続のリストがMacに表示されるので、そこからiPhoneのセルラーネットワークを選べば、接続できます。

Original Article: 7 Reasons Why Every Mac User Should Get an iPhone by MakeUseOf

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