高3の2月にかかった支出は「約173万円」 娘を育てる母の投稿が「日本の大学は高過ぎ」「無理だわ」と話題に
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659コメント659件子どもはかわいいけど、かかる金額の大きさに……
高校3年生の娘にかかった「2月の支出」をまとめたツイートが、子育て中の人を中心にTwitterで大きな反響を集めています。想像以上の金額だ……。「日本の大学は高過ぎ」「無理だわ」SNSの反応を見る『高校3年生女子にかかった2月の支出・大学受験だけで25万。・初年度納付金:112万。・パソコン:14万。・成人式振袖小物買替:22万。◆Total約173万円。振袖は私のを着るのでもっと安く済むかと思いきや小物を今ふうに新調して想定外の支出。これから1人暮らしの準備にアパート代,仕送り…(Thanksさんのツイートより)』 投稿したのは働きながら高校3年生の娘と高校1年生の息子を育てるThanksさん。大学進学、そして成人式を控えた娘さんにかかった出費は、2月だけでなんと約173万円。実際はここに食費などの生活費も加わるので、この金額以上が娘さんにかかっていると言えそうです。 支出のうち多くを占めるのは、大学進学に関連する費用。受験料などで25万円、初年度納付金が112万、パソコンの購入で14万円、合計151万円ものお金が必要になりました。 そこに、振袖用の小物費用22万円がプラスされます。2022年4月1日からは、民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられます。Thanksさんたちが住む自治体は20歳に成人式を行いますが、着物姿の「前撮り」のためにすでに準備を始めたそうです。Thanksさんによると、前撮りの予約はすでに来年後半まで埋まってしまっていたとのこと。成人の年齢が変わることで、ここ数年は前撮りなどをいつしたら良いのか悩む人も多そうです。 なお、Thanksさんの娘さんは、Thanksさんの振袖=ママ振りを着るとのこと。これで負担を抑えられるかと思いきや、トレンドの小物を新調するのに予想以上に費用がかかってしまったそうです。 これからの大学進学や成人式にあたっても、まだまださまざまなお金がかかります。また、娘さんは一人暮らしをするそうで、アパート代や仕送りなど、イベントごとがなくても出ていくお金が増えることが予想されます。 この投稿には、子どもが進学を控える保護者から「うちはこれから3人控えております……無理だわ」「もう、計算するのもイヤになってきました」といった声が集まっていました。中には、高校の入学式で校長先生から「保護者の皆さんの課題は3年間で200万下さい」とシビアなことを言われたという人も。 また、子どもが大学在学中であったり、卒業した人からは、「日本の大学は高過ぎです。教育ローンや奨学金など利用できるものは全て駆使しましたがそれでも大変」「すっからかんです。老後の資金? は? て感じです」などのコメントが。子どもの成長はうれしいことですが、多くの保護者が相当な負担を抱えながら進学させていることがうかがえます。(谷町邦子/ねとらぼGirlSide)
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