トヨタのミニバンがもっと快適&豪華に! 新型「ノア」新型「ヴォクシー」で人気オプションは?
4代目となる新型ノア/ヴォクシーは、ミニバンならではの優れた「パッケージング」に加え、“からくり”を使ったユニバーサルステップやフリーストップバックドアなど「使い勝手の良さ」が特徴です。
デザインは、新型ノアに標準仕様・エアロ仕様の2タイプ、新型ヴォクシーは1タイプとなっています。
シートレイアウトは、7人乗り/8人乗りを設定。7人乗り仕様車のセカンドシートには、キャプテンシートを採用し、オットマン機構とシートヒーターに加え、折りたたみ式大型サイドテーブルなどを装備。
またシートを一旦横にスライドさせることなく、ストレート超ロングスライド(スライド量745mm)を実現。快適性や利便性の良さも追求しています。
一方の8人乗り仕様車のセカンドシートには、3人掛けベンチシートタイプの6:4分割チップアップシートを採用。7人乗り仕様車同様に超ロングスライド(スライド量705mm)を実現しました。
また、新型ノア/ヴォクシーの特徴となるからくり機構として、パワースライドドア装着車に「ユニバーサルステップ」(助手席側)を設定。
パワースライドドア開閉と合わせて“からくり”を使って機械的にドア下部からステップを展開・格納。ステップ高を200mmとすることで、子供から高齢者まで幅広いユーザーに乗降性を提供しています。
そのほか、バックドア開閉時には、任意の角度で保持できる「フリーストップバックドア」を世界初採用。
バックドアを押すことで、“からくり”を使って任意の角度で停止可能とし、車両後方にスペースがない場合でも、バックドアからの荷物の出し入れが出来るなど使い勝手を向上させています。
このようにクルマとしての性能や機能の進化以外にもファミリーが使用することを意識した装備が採用されましたが、それらを含めてオプションとして付けておくべきものはあるのでしょうか。
トヨタの公式ページでは、「ワクワクファミリープラン」と題しておすすめのオプションプランをアナウンスしています。
そのなかでは、「TV+CD・DVDデッキ」や「ETC2.0ユニット」といった基本的なもの以外に、「快適利便パッケージ(High)」や「パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)+パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)」といった機能を挙げています。
快適利便パッケージ(High)は、スムーズな乗り降りを叶えるパワースライドドアや、2列目キャプテンシート(シートヒーターやオットマン)など、快適で便利な装備をパッケージにしています。
パノラミックビューモニターとパーキングサポートブレーキでは、車両を上から見たような映像を表示させて周囲を確認できるほか、後方から接近する車両や歩行者を検知し、衝突被害の軽減に寄与する機能です。
また、2列目の快適性を向上させるものでは助手席のシート背面に装着できる「シートバックテーブル(アシストグリップ付)」が挙げられます。
このテーブルは、スマートフォンやタブレットなどを立てかけやすい便利な溝があるほか、紙パックや600mlのペットボトルを収納できるカップホルダーや、テーブルをたたんでいても使える買い物フック付きのものです。
また、端まで握れるラウンド形状のアシストグリップ付きのため、子供から高齢者などの乗降時をサポートします。
トヨタの販売店スタッフはこれらのオプションについて「新型ノア/ヴォクシーの機能としてシートヒーター&オットマンに興味を持たれるお客さまは多いです。付けたい場合には『快適利便パッケージ』を選んでいただくことになりますが、比較的多くのお客さまが選ばれています」と話しています。
※ ※ ※
話題となっている2列目シートヒーター&オットマンですが、同時期に登場が明らかになったホンダ新型「ステップワゴン」の2列目にも採用されるになり、今後は2列目の快適性&豪華さがひとつの検討ポイントとなるかもしれません。