ドコモの「いつでもカエドキプログラム」が残価設定型になった理由 - ケータイ Watch

 NTTドコモは17日、「iPhone 13」シリーズや今後発売されるスマートフォンなどの購入に利用できる新端末購入プログラム「いつでもカエドキプログラム」を発表した。

 9月24日から提供されるもので、ざっくり言えば「24回払いで購入、購入から23カ月目までにスマホをドコモへ返却すると24回目の支払いが不要になる」というもの。

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 24回目の支払いが残価として設定された価格となるが、これは機種ごとに異なるとのことで、どの程度の割合になるかはわからない。

 ただ、現時点で端末価格が明らかになっている機種を見ると、「Galaxy Z Fold 3」は23万7600円という価格に対して、残価は9万40円。つまり約37%が残価ということになる。そして「Galaxy Z Flip3の残価率は約40%だ。

 また17日夕刻に発表されたドコモのiPhone 13シリーズの販売価格からすると、残価額は、端末価格の約49%になっているようだ。

 残価として設定された金額も、購入した端末であれば本来ユーザーが支払うべきものだが、ドコモへ端末を返却することで免除される。つまりユーザーは1回目~23回目までの支払いで済むことになる。これは「スマホおかえしプログラム」と同じく代物弁済という考え方で実現した。

 ちなみに端末を返さない場合、残価はさらに24分割されて支払うことになる。

 ユーザーとドコモは、割賦販売契約、あるいは個別信用購入あっせん契約を結んで、分割払いをする。レンタルやリースではなく販売となるため、所有権はユーザー側が保有する。

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