ポルシェが手がけた高性能BEVの頂点、「タイカン」の実力

前年比2倍以上で911超えの販売

ポルシェが手がけた高性能BEVの頂点、「タイカン」の実力

今回試乗したのは「タイカン」の最上級グレード「ターボS」(2468万円)で、ボディサイズは4965×1965×1380mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2900mm。車検証によると撮影車の車両重量は2380kg(前軸重1170kg、後軸重1210kg)。なお、2021年のグローバル販売台数はマカンが8万8362台、カイエンが8万3071台、タイカンが4万1296台で、タイカンは3万8464台を販売した911を超える形となったタイカンはひと目でポルシェと分かるデザインを採用し、足下は21インチ ミッションEデザイン ホイールにグッドイヤー「イーグルF1」(フロント:265/35ZR21、リア:305/30ZR21)をセット。ターボSの最高出力は460kW(625PS)で、ローンチコントロール時に最大で560kW(761PS)まで引き上げられる。最大トルク(ローンチコントロール時)は1050Nmで、0-100km/h加速は2.8秒

インテリアでは、ドライバーの前方に3つの丸型メーターが組み込まれた湾曲した16.8インチディスプレイを装備するほか、ポルシェ コミュニケーションマネジメント(PCM)用の10.9インチセンターディスプレイ、さらに助手席用の10.9インチフロントパッセンジャーディスプレイを備えるなど、先進的なデザインが与えられる。なお、ポルシェジャパンはABBと共同で開発した「ポルシェ ターボチャージングステーション」を順次展開しており、国内でもっともパワフルな150kWの出力により、約30分で80%(走行距離300km分)まで充電することができるフロントのラゲッジコンパートメント容量は81L、トランク容量は366L

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