ロシアによるウクライナ軍事侵攻 新潟県内でも街頭・スポーツ界から抗議の声「心が痛い」
24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻。
ウクライナ国内では、一般市民の犠牲も出るなど緊迫した状況が続いています。
世界各国から抗議の声が上がるなか、新潟でも…
「ロシアのウクライナへの軍事侵攻に、抗議の声をあげています」
新潟駅前には27日、約20人が集まり、ロシアに対し一般人を巻き込む悲惨な戦争をやめるよう訴えました。
【呼びかけ人 中山均 新潟市義】「新潟市はロシアのいくつかの都市と友好関係姉妹都市を締結しているし、そういう新潟市から声をあげることが必要」
抗議の声はスポーツ界からも…
【アルビレックス新潟 イッペイシノヅカ選手】「6年間ロシアに住んでいた。その国が戦争を始めたということで、色々政治的な理由があるにしろやってはいけない」
こう話すのは、今シーズンアルビレックス新潟に加入したイッペイシノヅカ選手です。
日本人の父とロシア人の母のもとに生まれ、ロシア国籍を持つイッペイ選手は、ロシアプレミアリーグ、スパルタク・モスクワの下部組織で経験を積んできました。
【アルビレックス新潟 イッペイシノヅカ選手】「ウクライナにも知り合いがいるし、いま地下鉄に隠れている知り合いなどもいて、現地の動画とかを見ると心が痛い」
イッペイ選手は「僕にとって大事な2つの国が争うのは心が痛い」と、反戦への思いをSNSに投稿。
ロシアを非難する声は日本でも日を追うごとに大きくなっています。