Onyx International「BooxNote S」

 「BooxNote S」は、9.7型のE Ink電子ペーパーを搭載したAndroidタブレットだ。特定の電子書籍ストアと紐づいたE Ink端末と異なり、Google Playストアからさまざまなアプリをインストールして使える汎用性の高さが特徴だ。

 本製品は、今春(2018年春)国内で発売された10.5型のE Inkタブレット「BooxNote」の廉価版にあたるモデルで、機能面のおもな特徴は同製品を踏襲しつつ、実売価格は49,800円(税込)と、「BooxNote」(実売価格69,800円)に比べて2万円安くなっている。

Onyx International「BooxNote S」

 もっとも、スペックは従来のBooxNoteに比べて大幅にダウンしており、どの程度使い物になるのかは慎重に判断したいところ。今回は本製品を、従来の「BooxNote」と比較しつつチェックしていく。

 なお、とくに断りがない限り、電子書籍ストアアプリにはKindleを使用している。

筐体は「BooxNote」と同様、縦向きでの利用を基本としたデザイン。従来と同じくバックライトは非搭載同梱品一覧。取扱説明書は英語/中国語となる本体背面。下部にスピーカーを備える。カメラは前後ともに搭載しない技適の番号はシールで貼付されている本体上部には電源ボタンを備える。イヤホンジャック、音量ボタンは搭載しない画面とベゼルの間に段差があった従来の「BooxNote」と異なり、フラットな仕様本体下部に物理式のバックボタン(ホームボタンではない)を搭載する端子にはUSB Type-Cポートを採用する

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