東芝、Android搭載クラウドブック「dynabook AZ」

東芝は、ノートPC事業25周年記念モデルとして、OSにAndroid2.1を採用した10.1型ワイドWSVGA液晶搭載クラウドブック「dynabook AZ AZ/05M PNAZ05MNA」を発表。8月下旬より発売する。

クイック起動、常時接続、長時間バッテリー駆動といったスマートフォンの機動性と、大画面液晶、入力しやすいキーボード、PC向けWebサイトの閲覧といったPCの使い勝手を両立させたのが特徴。OSには、米Googleが中心となって開発しているモバイル端末向けOS「Android2.1(Eclair)」を採用し、内蔵アプリケーションのほか、多くのアプリケーションをダウンロードして利用することが可能となっている。

機能面では、Android標準のインターネット閲覧、メールのほかに、Twitterなどに対応した統合コミュニケーションソフト「fring」、音楽や映像、写真を楽しめる「TOSHIBA Media Player」、旺文社の4種類の辞書を手軽に検索できる「デ辞蔵」、OfficeのWord、Excel、PowerPointの閲覧・編集やPDFファイルの閲覧ができる「Documents To Go Basic Edition」などのアプリケーションを標準搭載。ホームネットワーク上のコンテンツを再生できる「DLNA機能」や、家庭内やオフィスの Windows搭載PCを遠隔操作できる「リモートデスクトップ機能」なども備えている。

 東芝、Android搭載クラウドブック「dynabook AZ」

ハードウェア面では、CPUにGPU機能を統合したNVIDIAのSoC(System-on-a-chip)「Tegra T20」を搭載したのが特徴。ハイビジョンコンテンツをスムーズに再生できるほか、HDMI出力により、大画面TVで鑑賞することも可能となっている。また、省電力性能にもすぐれており、動画再生で約7時間、スタンバイ時で約180時間もの長時間バッテリー駆動を実現している。

このほかの主な仕様は、メモリーが512MB、ストレージが16GBのフラッシュメモリー。通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 2.1+EDRをサポート。インターフェイスには、2基のUSB2.0ポート(うち1つはMini-Bポート)、HDMI出力端子、音声入出力端子、SD/MMC対応カードスロット、130万画素Webカメラなどを装備。ボディサイズは、262(幅)×21(高さ)×189.8(奥行)mmで重量は約870gとなる。

市場想定価格は4万円台半ば。

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OSにAndroid2.1を採用した10.1型ワイド液晶搭載クラウドブック

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