コスパ重視で仕事用PCをリプレース! 選んだWindows 11搭載尾ノートPCを試して分かったこと

新たに手にしたデル・テクノロジーズのノートPC「Inspiron 14(5410)」

 コスパ重視で仕事用PCをリプレース! 選んだWindows 11搭載尾ノートPCを試して分かったこと

物書きという仕事をしている以上、家だけでなく取材先で原稿を書くことがあるのは当然のことだ。2021年は、とあるショップの新規店舗オープンが日本各地で相次いだこともあり、取材が終わったらカフェなどに入って原稿を書くことも多かった。【写真】画面解像度は1920×1080ピクセルだ しかしそこで勃発した問題が、筆者が使っているモバイル用のPCだ。これまで使っていたのは2017年に購入した、NECパーソナルコンピュータの13.3型モバイルPC「LAVIE Z(PC-HZ550GAB)」だ。第7世代のCore i5-7200Uを搭載した買った当時の最新PCであり、重量も約831gと軽く、どこに持ち運ぶのも気にならない。

Windows 11の登場で仕事用PCの買い換えを決断 でも価格を優先

しかし使っていくうちにいろいろな問題が目に付いてくる。致命的なのはメモリ搭載量で、4GBと今となっては非常に少ない。買ったときはそれほど気にならなかったのだが、画像の加工にPhotoshopが必要だからと無謀にも入れてみたものの、その後の展開はご想像の通りだ。 起動や作業に時間がかかっても、まあいいかと使っていた。しかし、OSが重くなっていったのかは分からないが、年を経るごとに、全体的に挙動がもっさりとしてくる。揚げ句の果てにはOSの起動自体にも時間がかかるようになってしまった。しかし、新しいPCはなかなか買うこともできず、なだめすかして使ってきた。購入時は18万円もしたのに……。 そして引導を渡されたのがWindows 11の登場だ。これもまたお察しの通り、第7世代はアップグレードの対象外になっており、とどめを刺された格好だ。少々腹立たしいところではあるが、こうなったのならきちんと動作するPCを手にしてやろうじゃないか。 では、どのようなスペックであれば満足できるのか。自分なりに譲れないスペックを洗い出してみた。それは以下の通りだ。新モデルに求める主なスペック・液晶ディスプレイのサイズは14型以下・Windows 11プリインストール・CPUはCore i7以上・メモリは16GB以上・GPUはIris Xe Graphics以上・ストレージは1TB以上・Thunderbolt 4対応・価格は安ければ安いほどいい 見て分かるように、自分で言うのも何だが、かなりわがままな条件だ。これらを全て満たすことができるPCはあるのだろうか。いや、あるにはあるのだ。お金を出せば。しかし筆者が家庭内財務大臣から許されたのは10万円少々と心もとなく、極めて厳しいものだ。 国内メーカーだけでなく、海外メーカーも含めてリサーチしたが、なかなか条件に合うものがない。そんな中で見つけたのが、デル・テクノロジーズの「Inspiron 14」だった。 Inspironシリーズは、13型だと12万程度に価格が上昇(購入当時)してしまうので対象外となるが、14型だと上の条件に合うモデルがありそうだ。同社のWebサイトでポチポチしながら探してみると、Inspiron 14の「5410」であれば、上記の関門はクリアできそうである。 5410の中でも即納モデルは10万5852円(税込み、2022年1月購入時の価格)と安かった。ただし本体色は「プラチナシルバー」の一択となる。もう1つの色の「ピーチダスト」でもいいかと思ったが選べない。まあいいだろう。君に決めた。

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