シム好きなら絶対にハマる! 「A列車で行こう はじまる観光計画」ビギナーズガイド!!
まずは「はじまる観光計画」からスタート! チュートリアルで基本を学ぶ
シナリオ「はじまる観光計画」では、観光地化を目指す赤字続きの自治体を、鉄道によって人を呼び込み、活性化するというのが目的だ。クリア目標は「観光客が20万人以上訪れること」と、「街の人口を2万人以上にすること」。またこのシナリオでは「A列車で行こう はじまる観光計画」の基本的な操作方法などを学ぶチュートリアルも兼ねているので、まずはここからスタートしてみよう。
時々顔を出してプレーヤーを補佐してくれる社長秘書の松島彩華ちゃん操作方法の基本も彩華ちゃんが教えてくれるではまずマップ全体を見渡していこう。マップの北側には榎守駅があり、隣町とつながっている鉄道が運行されているほか、その南には南榎守駅があり、そこまでは線路がつながっているだけの状態。そこから先だが、南にもうひとつ棟本駅が建築されているのと、その南西にある観光地“那賀代城”までは鉄道用地が確保されている状況だ。ここでの重要ポイントは以下の項目だ。
・ボタンとスティックによる画面操作・線路の引き方・列車の配置と運行計画・貨物の運行・会計数字の見方・目標までの経過・「プラン」による技術開発
新しい項目が登場したときは秘書の松島彩華が登場してフォローしてくれるため迷うことはないだろう。このほかに登場するのは車掌の伊勢郷、営業部長の軽井沢純二、経理部長の五色真、地域の観光課に勤める瀬戸内玲子、都市計画課の道後和泉といった面々。どれも個性的なキャラクターで、ストーリーを盛り上げてくれる。
なお、伊勢や五色、松島などによる、その時代のその日についての解説シーンが入るのも、これまでの「A列車」シリーズと同様だ。話題は年代に合わせたものが盛り込まれており、バブル期の東京・田町にあった某巨大ディスコの話をするシーンなどもあって、その時代を知っている人はクスッと来るだろう。
初期段階で運行されているのは、隣町に続く路線のみ南西にある那賀代城鉄道全般のチュートリアルは伊勢郷が担当軽井沢営業部長は営業だけに、沿線開発全般を教えてくれる。トンネル技術を得るといった研究開発の指南も軽井沢から来る経理の五色からは会社の数字を学ぶ。まだまだ赤字観光課の瀬戸内玲子は観光客の伸びや、観光客の要望を教えてくれる都市計画課の道後。町の発展状況について教えてくれる軽井沢がディスコの話をしているこのシナリオのポイントは、中盤以降に提案される路線の複線化だ。それまでにまず那賀代城への鉄道ルートを開通させ、単線での運行を開始しよう。運行開始から数週間で、隣町からの観光客がやって来て、収入が増えていく。
そしてしばらくしたら軽井沢が登場し、南にある隣町「小見田」までの複線化を提案される。ここが作成ポイントだ。資金はたっぷりあるので、小見田まで一気に引いていこう。なお、軽井沢からはマップ南端にある「延栖」という集落に駅を置いておくと、人口が増えると助言をもらう。ただしどこに駅を置くかはもちろん自由だ。筆者の場合は延栖ではなく那賀代城から少し行った所に集落があったので、そこに駅を作ったら活性化してビルが建ち始めた。
鉄道路線だが、直線に引いたあとに曲げたい場合は、ある一定のポイントまで直線で引いたらAボタンを押して中間点を作り、そこから「伸長」を選んで曲げたい方向に伸ばしていくと美しく引ける。また、右スティックを使って、クオータービューで、上から見た位置にカメラを変更すると間違えずに引きやすい。
複線化にあたってもう1つ気をつけるポイントがある。それは、隣町と接続するときは、今までつながっていた線路をいったん撤去し、複線の線路を敷設したときに「接続線切替」を選んで2本の線路を上下線に分けるということだ。隣町で上下線が交換されるので、上りと下りの路線を設定できる。
早速那賀代城を目当てに観光客がやってきた。キャリーバッグを持つアイコンの下にあるのが訪れた人数だ順調に観光客数が伸びているので、南隣の街「小見田」まで伸ばすことを提案これまでの線路を1マス撤去して接続線切替をすると、このように上下線が作られる伊勢から鉄道運行についてのレクチャーがある。頭に入れておこう直線の引き方からはずれて移動すると自動的に曲がるが、変な方向に行く場合も。その時はちょうどいい敷設ポイントを指定して曲げるときれいに敷設できるなお、資材についてはあまり気にしなくても大丈夫だ。資材があると建物を早く建設できるという利点はあるが、資材がなくても建築自体はできる。このマップでも棟本駅の東に2つ資材工場があり、駅と工場の中間地点には資材置場が用意されていて、そこに資材が貯まるようになっている。この資材をほかの地域に回すために、貨物列車による輸送について軽井沢から提案されるが、資材については配送先の消費具合をチェックしつつ運行する必要があるので意外と面倒だ。また、後ほど展開する全線複線化が面倒になるので特に作らなくてもいい。
軽井沢から貨物輸送についてのレクチャーもあるのでとりあえず頭に入れておくこのほか、「レポート」アイコンでたどれる会社の決算数字についても五色が解説してくれる。株を取引している人なら見たことのある数字だと思うが、売上に対していかに利益を生み出していくかが重要となる。ただしいちいちレポートを参照するのも大変なので、トップ画面下にある数字をチェックしよう。これで売上に対して利益が出ていれば大丈夫だ。
当期純利益を出すことが大事画面のここをチェックしよう。売上総損失となっていて、まだ序盤なので赤字ここまでで鉄道の引き方と会社運営についてはわかるようになっている。あとは早送りボタンを押してそのままにしていても目標は達成するだろう。放置しておくだけではもったいないので、駅のホーム数を増やして先ほどスルーした貨物列車を走らせてみてもいい。もちろん、新しい駅を作ってもOKだ。
観光客が増えていくと、切りのいい数字の時に彩華ちゃんが登場して喜んでくれる人口2万人も突破して目標はクリアところで最後の項目に挙げた「プラン」による技術開発は、新しい車両を開発したり、地下トンネルを掘る技術を得るといったことができる。このマップでは、新しい車両を開発することを学んでおけば問題ない。
チュートリアルでは既存のテンプレートから車両をカスタマイズできる