紙コップの中でバニーガールが生き生きとアニメーション 天才的な紙工作に「アナログLive2D」「目と脳がバグる」と称賛(1/2 ページ)
暗闇の中でバニーガールがこちらへ振り向いたりウインクしたり――アニメーションのように生き生き動く、不思議な紙工作が話題です。そうは言われても、脳がなかなか紙だと理解しない。
紙コップの中に浮かび上がるバニーガールコップを少し回すと、顔だけこっち向いた!?そしてかわいくウインク半目もなんだか色っぽい紙コップの中で展開されるドラえもんの漫画(関連記事)をはじめ、多くの斬新な作品で話題を呼んだ紙工作作家、しんらしんげ(@shin___geki)さんの新作。2つ重ねた紙コップだけで、奥行きのある表現に成功しています。
仕掛けのキモは、バニーガールの顔や身体のパーツを二分し、それぞれ外側と内側の紙コップに付けた構造。内側の紙コップを回すと、それにつながっている顔面のパーツが動き、振り向いているように見えるわけです。
別の角度から見ると、顔が2層に分かれていると分かる。外側の層が動いて、隠れていた内側の層が露出したとき、振り向いたように見える重なっていた紙コップをばらしたところ。外側の紙コップには黒い背景と身体の一部だけ描かれており、残りのパーツは内側の紙コップに取り付けられているパーツをさらに細分化した状態。まぶたや目玉は指で動かせるよう、くり抜かれて内側からあてがわれているTwitterでは「デジタルだと思ったらアナログだった」「目と脳がバグる」と混乱する人が続出。「立体感がすごすぎる」「大発明を見た気分」「もはやアナログLive2D」と、賞賛の声が上がっています。
なお、しんらしんげさんのこれまでの工作の作り方が型紙を載せた書籍が12月23日に発売される予定となっています。作ってみたい人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
動画提供:しんらしんげ(https://twitter.com/shin___geki)さん
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