アライドテレシス「SED」とWindows用Syslogサーバ製品が連携

アライドテレシスとジュピターテクノロジーは10月7日、アライドテレシスのSDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と、ジュピターテクノロジーが販売する「WindowsベースSyslogサーバ」を連携させたと発表した。

アライドテレシス「SED」とWindows用Syslogサーバ製品が連携

アライドテレシスの「SES」は、SDN/OpenFlow技術をエンタープライズ市場に適応させ、企業向けアプリケーションとネットワークを連携/連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数・コストの削減、およびセキュリティの強化を実現するソリューション。

ジュピターテクノロジーは、輸入代理店として、「Kiwi Syslog Server」「WinSyslog」といったWindows用のSyslogサーバを取り扱っている。これらの製品は、ログサーバとしての標準機能に加え、連携に有効な特長を備えており、ネットワークやシステム専門家から高評価を得ているという。

今回の連携により、脅威検知システムからのSNMPトラップやSyslogを1:N分配リレーするほか、転送フィルタによるトラフィック負荷の軽減、SNMPトラップ/Syslog変換配信、日本語文字コード変換などを行い、脅威検知システムとSES間で互いが抱える課題を解消する。

SESはすでに幾つかの企業向け標的型サイバー攻撃脅威検知システムと連携しているが、今回の連携により、標的型サイバー攻撃脅威検知システムメーカー各社との連携をさらに容易に実現できる環境を提供するとしている。

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