名物解説者からの先制攻撃にも動じない、肝が据わったルーキー

小倉の名解説者・武田圭二氏(右)の鋭い切り込みにもひるまない徳田匠(左)

小倉競輪のミッドナイト「楽天Kドリームス杯争奪戦(FII)」が9日に初日を迎える。チャレンジ4Rを走る徳田匠に話を聞いた。 徳田匠は「高校時代に自転車競技で走ったことはあるけどレースでは初めて」と小倉バンク初登場。 検車場に姿を現すと、小倉の名物解説者である武田圭二氏から「特進はしたくないの?」といきなりジャブが入った。普通の選手ならそこで後ずさりするなり苦笑いするものだが、徳田は「(いきなり)すごいですね」と目力のある表情でしれっと受けた。 物怖じしないタイプで堂々としている。思わず質問の矛先を変えた武田氏が「おお、よか男。よく男前って言われる?」と問うと「ハイ! 言われます」とこちらも一歩も引かず。なかなかの胆力がある。 逃げに逃げるレースはただでさえ"男前"。「同期はみんな早く上がっているし自分も上がりたいですよ」と話す徳田。直後の佐世保記念で行われるチャレンジのレインボーファイナルへ向けて弾みをつけたいところだ。(netkeirin特派員)

 名物解説者からの先制攻撃にも動じない、肝が据わったルーキー

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