「iPhone 13シリーズ」は販路で値段が違う? Apple直販+4キャリアの販売価格を比べてみよう(1/3 ページ)

 9月17日21時から販売予約の受け付けが始まり、同月24日に発売される「iPhone 13シリーズ」。既に予約したという人もいれば、どこでどうやって買おうか迷っている人、そもそも買うかどうかを迷っている人もいるはずです。

 この記事では、Apple Store(Web/店頭)と、NTTドコモ、au(KDDIと沖縄セルラー電話)、ソフトバンク、楽天モバイル(以下まとめて「MNO」)のWeb通販/直営店における販売価格を比較します。購入に当たって参考になれば幸いです。

 なお、この記事に記載されている価格は全て税込みです。

iPhone 13シリーズ

 販売価格の比較を始める前に、AppleやMNOにおける端末代金の支払い方法を紹介します。価格を比較する際には、各社の取り組みを頭に入れておきましょう。

 Apple StoreのWebサイトでは、以下の支払い方法を選べます。★印が付いているものは、店頭での支払いでも利用できます。

(※1)店頭ではiDやQUICPay/QUICPay+を利用できます

 店頭では現金払いの他、ドコモ、au、ソフトバンクの回線契約とひも付けて購入する場合は、各社が用意している分割払いを利用することもできます(参考記事その1/その2)。3キャリアの回線とひも付けた場合は、8800円の特別な割引も受けられます(一部の割引プログラムと併用できない場合があります)。

 iPhoneを含む古いスマートフォンを下取りに出す「Apple Trade In」を利用すると、下取り金額をApple Storeギフトカードとして受け取れます。店頭でドコモ、au、ソフトバンクの回線契約とひも付けて購入する場合は、各社の下取りプログラムを申し込むことも可能です(Apple Trade Inとは排他となります)。

Apple StoreのWebで利用できる支払い方法の一覧。店頭でも一部を利用できる(AppleWebサイトより)

 NTTドコモの「ドコモオンラインショップ」では、以下の支払い方法を選べます。★印が付いているものは、店頭での支払いでも利用できます。

(※2)店頭で利用できるクレジットカードは店舗によって異なります。クレジットカードを利用できない店舗もあります

 たまった「dポイント」がある場合は、1ポイント=1円で端末代金の割引に充当できます(※3)。iPhone 13シリーズの購入で24回払いを選択する場合、希望者は残価設定型の「いつでもカエドキプログラム」とすることも可能です(※4)。

(※3)新規契約またはMNP契約の手続きでは、既に保有しているドコモ回線(契約)との一括請求を申し込んだ場合のみ利用できます(※4)Apple Store店頭では「いつでもカエドキプログラム」を選択できません(通常の24回払いは受け付けています)

ドコモオンラインショップやApple Store店頭を除くドコモ取扱店で購入する場合、残価設定型の24回払いである「いつでもカエドキプログラム」を申し込めます。もちろん、通常の24回払いや、12回払い/36回払いも選べます

 KDDIの「au Online Shop」では、以下の支払い方法を選べます。★印が付いているものは、店頭での支払いでも利用できます。

 たまった「Pontaポイント」がある場合は、1ポイント=1円で端末代金の割引に充当できます。iPhone 13シリーズの購入で24回払いを選択する場合、希望者は残価設定型の「スマホトクするプログラム」とすることも可能です。

au Online Shopやau取扱店で購入する場合、残価設定型の24回払いである「スマホトクするプログラム」を申し込めます。もちろん、通常の24回払いや、36回払い/48回払いも選べますau Online Shopで詳細をチェック

 ソフトバンクの「ソフトバンクオンラインショップ」では、以下の支払い方法を選べます。★印が付いているものは、店頭の支払いでも利用できます。

(※5)新規契約またはMNP契約の手続きにおいて、端末代金の一括払いを希望する場合は代金引換のみとなります

 たまった「Tポイント」がある場合は、1ポイント=1円で端末代金の割引に充当できます。iPhone 13シリーズの購入で48回払いを選択すると「トクするサポート+」が適用され、25カ月目以降に端末を返却することで分割支払金の残金(残債)の支払いが免除されます。

iPhone 13シリーズをソフトバンクオンラインショップやソフトバンク取扱店において48回払いで購入すると「トクするサポート+」が適用されます。購入から25カ月目以降に端末を返却すると、残債の支払いが免除されますソフトバンクオンラインショップで詳細をチェック

 楽天モバイルのWebサイトや楽天モバイルショップでは、端末代金をクレジットカードで支払えます。端末の分割払いを希望する場合は、クレジットカードの分割払い機能で24回払いまたは48回払いを利用できます(※6)。楽天モバイルショップでは現金払いも可能です。

(※6)楽天カード以外のクレジットカードでは、カード所定の分割手数料(金利)がかかります。48回払いは楽天カードでのみ選択可能です。Diners Clubカードでは分割払いを利用できません

 楽天モバイル公式 楽天市場店では、クレジットカードに加えて以下の支払い方法も選択可能です。

 端末の購入代金には「楽天ポイント」を1ポイント=1円として充当できます。ただし、楽天市場店以外の販路では、以下の制約があります。

(※7)楽天会員のランクが「ダイヤモンド」の場合は最大50万ポイントです

 端末代金を楽天カードの48回払いとした場合は「iPhone アップグレードプログラム」が自動的に適用されます。24回目の支払い以降で端末を返却すれば、残債の支払いが免除されます。ただし、プログラム利用時に3300円の事務手数料が必要となります。

楽天カードで48回払いをすると、iPhone アップグレードプログラムが自動的に適用されます楽天モバイルで詳細をチェックiPhone 13 miniとiPhone 13の価格を比較しよう!1|2|3次のページへ

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