「GUNDAM EVOLUTION」PC版CBT体験レポート - GAME Watch

6対6に分かれて行うチーム戦。MSの個性を生かした戦いが繰り広げられる

 今回実施されたテストでは、MSの操作を学ぶチュートリアルと、ランダムでマッチングされるカジュアルマッチのみをプレイすることができた。チュートリアルは登場MSの「ペイルライダー」を使って行うもので、基本操作を覚えられる仕組みだ。ゲームの操作はマウス&キーボードのほかゲームパッドにも対応し、ボタン表示も切り替わる。今回はXbox Oneのコントローラーを使用した。

基本アクションはここで覚えられる。各機種の操作を試せる練習モードも欲しいところだ

 ゲームを実際に触ってみると、操作自体は一般的なFPSに準じているが、ゲージを消費して行う「ブースト」を使ったアクションはこれまでのガンダムゲームに近いものだ。ブーストの使い方はMSの操作において非常に重要で、ゲージを1本消費して近距離を超高速で移動する「ブーストステップ」、ゲージを徐々に消費して高速移動する「ブーストダッシュ」、ジャンプ後に滑空する「ホバリング」などがあり、これらを状況によって使い分けていく。

画面左下、HP表記の右隣にあるのがブーストゲージ。ブーストステップはこの本数だけ連続して行える。ゲージは時間経過で回復「GUNDAM EVOLUTION」のメイン画面。味方MSは青い枠で、敵MSは赤い枠で表示される。画面上には両チームの機体を表示

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 クローズドβテストで使用可能な機体は12体。ガンダムやジムといったオーソドックスな機体、ガンダム・バルバトスやジム・スナイパーIIといった少し特殊な機体がラインナップされる。機体ごとに得意とする戦い方は異なるが「タンク」や「ヒーラー」といった特定の役割は設けられておらず、どの機体もそれぞれの持ち味を生かして活躍が可能だ。

 各機体にはコスト等の概念はなく、どれを選んでもOKだが、チーム内で同じ機体は選べないというルールがある。またリスポーン時なども含め拠点に戻ったときは、使われていない機体ならいつでも乗り換えが可能だ。

 MSは攻撃を受けてHPが0になるとその場で動けなくなる「中破」状態となる。さらにダメージを受けるか時間経過で完全に破壊される「大破」となってリスポーンを待つことになるが、中破状態で接近した味方にリカバリーをしてもらうことでその場で復活することも可能だ。ただしリカバリー中は味方も動けなくなるため敵から狙われやすいという大きなリスクが伴う。筆者もリカバリーをしているときや、リカバリーをするかどうか迷っている間にやられてしまうということを何度か経験し、周囲の状況をしっかりと確認してから行うようになった。なおMSのHPは、リペアアイテムやスキルでの回復以外に、時間経過でも回復する。HPが減ったら前線から離脱したり、敵の死角に隠れたりしてHPを回復するのも立派な戦術の一つとなるだろう。

その場にひざまずいて動けなくなる中破状態。さらに攻撃を受けると大破し、拠点でリスポーンする上手くリカバリーできれば、戦況は大きく変わる。ガンタンクなど、リカバリー速度が速いという特性を持つ機体も存在する

 マッチングしたプレイヤーは6人ずつのチームを組み、アースノイド側とスペースノイド側に分かれて対戦が行われる。ゲームは攻守に分かれてマップ上のポイントを占拠・防衛する「ポイントキャプチャー」、時間で開放されるポイントを長時間制圧したチームが勝利となる「ドミネーション」、攻守に分かれマップ上の目標を破壊・防衛する「デストラクション」の3つのルールが用意されている。今回のテストではゲームモードはランダムで選ばれる仕組みとなっていた。

各ルールでは、マップ上のポイントを巡る攻防が展開する

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