「令和なのにパソコンはWindows97。しょっちゅうフリーズして仕事にならない」職場を3カ月で辞めた女性
働き方が多様化している昨今でも、入社したばかりの会社を短期間で辞めるのは勇気のいるものだが、キャリコネニュースには「仕事を即行でやめた」との声が多く届いている。(文:中島雄太)
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「夏季休暇や慶弔休暇もありませんでした」東京都の40代女性(経理)は、3カ月で退職した職場の経験談を語っている。
また、女性は時代遅れなオフィス環境についても明かす。
さらに「荷物や貴重品はダンボールに入れ、共用のロッカーは幅30cm弱のサイズのものを10人くらいで使う」など、劣悪な環境だった。
貸し出された制服もひどかったといい、「昭和の時代に作ったような、元の色がわからないくらいに褪せた色の服。ボタンはホツれ、肩パッドは片方しかなかった」。制服があるのに更衣室がなく、「みな階段や廊下で着替えをした」という。
エアコンが古くて効きが悪く、真夏は室温32度にもなった。「帰宅すると下着が汗で塩の跡が毎日出来ていた」と振り返る。
耐え切れなくなった女性が試用期間で辞意を伝えると、「年末で求人も出せないので、暮れまで居てくれ」と引き留められ、元職場のブラック企業ぶりは、退職間際まで続いた。退職日には「今まで振込だった給与は、クリーニングした制服と引き換えに現金支給」と言われてしまう。
女性は「危うく給与未払い状態で年を越すところだった」と語るが、「クリーニング屋の店員さんに泣きついて何とか年内に仕上げてもらい、大晦日に給料を無事に確保できた」と安堵している。
「院長の奥さんが曲者で、不気味だった」福島県の30代女性は、新卒で入社した個人経営のクリニックについて、「院長の奥さんがかなりの曲者でした」と語る。
女性は産休に入る先輩の代わりに採用されたが、その先輩からコソッと「貴方はまだ若いんだから、ここはやめた方がいい」と教えてもらい、わずか3日で退職を決意。
「3日間しか働いていないので、傷は浅かったと思います。あのまま頑張って続けていたらと思うと先輩に感謝しています」と続けた。
※アンケート概要■実施期間2020年11月21日〜■回答数 456 ※8月20日時点(記事では、8月14日に寄せられた投稿を紹介)■アンケート対象キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー■実施方法アンケート集計ツール「クエスタント」を使用回答ページ https://questant.jp/q/HF78WM9H■質問項目・業種・職種を教えてください・どれくらいの期間で辞めましたか?・辞めた理由を具体的に教えてください・実際、辞めてみてどうですか? 満足・不満、またその理由を教えてください
※キャリコネニュースでは引き続き仕事を即行で辞めた人のほか「夏のボーナスいくらですか?」やオンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを実施しています。