「Google Chat」の基本的な使い方。メールとの使い分けが活用のポイント
「G Suite」時短&コラボ仕事術
機能追加の進む「Google Chat」を解説<1>
Googleのチャットアプリ「Google Chat」とは
G Suiteでは、以前からあるハングアウト(チャット)とは別に、チャットアプリ「Google Chat」が提供されています。今年、この新しい方のGoogle Chatで機能拡張が進んでいます。今回は、G Suiteを利用している組織内のチャットツールとして、Google Chatの基本的な使い方をご紹介します。
この連載について
会社でG Suiteが導入されたのだけれどいまいち使い方がよく分からない、クラウドならではの機能をうまく活用できていない……といったユーザーに向けて、G Suiteの基本的な使い方やTipsを解説しています。なお、各記事で取り上げている内容は、G Suiteの使い方・活用をレクチャーする動画型eラーニングサービス「Master Program」より抜粋・再編集したものです。同サービスについては、こちらの詳細記事もあわせてご参照ください。
メールとチャットの使い分けがポイント
社内でチャットを使い始める際に迷うのが、メールとチャットの使い分け方です。これってメールで送るべき? チャットでもいいのかな? メールに慣れ親しんでいる分、意外と迷います。
電話やメールなど、これまでも多くのコミュニケーションツールが存在していました。内容の緊急性やニュアンスの重要度から、電話や直接会話をしたり、エビデンスを残したい場合や、即答不要な連絡、社内への情報連絡の場合は、メールで連絡をしたり。
その「電話・会話」と「メール」の間にちょうど位置付けられるツールがチャットといえます。チャットは、ダイレクトに、今すぐに、簡単なメッセージから話すことができ、シンプルにやりとりを行うことができます。
チャットをしているときの相手の応答状況も分かるため、メールにはないスピーディーさと、より会話に近いコミュニケーションを実現できます。
「Google Chat」の始め方
チャットの開始方法をご紹介します。まず、Googleアプリをクリックし、チャットを選択します。
チャットのホーム画面が表示されたら、「ユーザー、チャットルーム、botを検索」をクリックし、チャットを開始したい相手のユーザー名またメールアドレスの一部を入力し、クリックします。
メッセージを入力し「メッセージを送信」をクリックします。
名前の部分に緑色のボタン、もしくはオンラインと表示されていたら、チャットOKのサインと受け取ることができます。
メッセージに誤字があった場合など、一度送信したメッセージであっても、内容を修正したり、メッセージそのものを削除することができます。メッセージにポインターを合わせ、鉛筆アイコンをクリックして修正したり、ゴミ箱アイコンをクリックして削除します。
チャットは、リアルタイムに、そして手軽にメッセージをやり取りできるツールです。お客様などには引き続きメールを中心に、社内の情報伝達などはチャットを積極的に取り入れるなど、相手によってコミュニケーションツールを使い分けるのも良いかもしれませんね。
Gmailでメール確認の時間を圧倒的に削減するワザとは? 会議の日程調整・予約をGoogle カレンダーでスムーズに行うには? Google ドライブで資料を作成すれば上司も部下もラクになる? 脱・添付ファイルでファイル探しの時間を省く……G Suiteをうまく使えば、これまで手間がかかっていた作業の時間をもっと短縮できるはず! 本連載『「G Suite」時短&コラボ仕事術』では、業務を効率化してスマートに働くためのG Suiteの基本的な使い方やTipsを紹介しています。
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株式会社ストリートスマート
G Suiteの導入支援/運用支援事業を展開。“チェンジマネジメント”という、テクノロジーの移行に際して、人の変化を管理するGoogleのメソッドを理解し、導入支援や教育支援などを幅広く行うパートナーとしてGoogleに認定されている。2019年4月より提供を開始した「Master Program」は、G Suiteの使い方や活用方法をレクチャーする動画型eラーニングサービス。操作方法にとどまらず、G Suiteを活用した企業のコラボレーションや生産性向上のためのレクチャーも用意しており、1アカウントあたり初期費用360円(税別)+年間360円(税別)で導入可能。G Suiteの機能追加などに伴う新規レクチャーも逐次追加しており、G Suite導入企業における社員教育や利用マニュアル整備などの手間が削減されるのがメリット。