「バルミューダスマホ」iPhoneに挑戦だ 「曲線だけ」で構成されたデザイン
高級家電で知られる「バルミューダ」が初めて、スマートフォン(スマホ)を手掛けた。2021年11月16日に自社の名を冠した「BALMUDA Phone」を発表した。8日から公式サイト上で、「スマートフォンの新しい選択肢をお届けします」と予告していた。
本体を「曲線だけで構成」するなど、独自の要素を取り入れたスマホとなっている。
「iPhone 13 mini」より小さい発表では「私たちがBALMUDA Phone をお勧めしたい一番の理由は、そのサイズにあります」とあり、「持ちやすいサイズ」感をアピールポイントとしている。
サイズは高さ123ミリ(mm)、幅69ミリ、厚さ13.7ミリ。米アップル「iPhone 13 mini」(高さ131.5ミリ、幅64.2ミリ、厚さ7.65ミリ)と比較すると、やや小型だ。大手通信会社の中でこの端末を取り扱うソフトバンクの公式サイトによると、5G(第5世代移動通信システム)対応スマホでは「最小級サイズ」。
手になじむ形状を目指すため背面は湾曲しており、約4.9インチのディスプレーまで緩やかなカーブを描いたデザインだという。これまで曲線だけで構成されたデザインのスマホは「BALMUDA Phone」のみとのこと。
背景の「ストライプ」部分をスワイプすれば特定の人物に電話をかけられるホーム画面、料理をおいしそうに写す「料理モード」を備えたカメラや、現在のレートに合わせて米ドルから円にすぐ換算できる計算機、各メモの場所を自由に貼り変え、視覚的にメモの位置を覚えられるメモアプリと、独自の基本アプリを搭載している。
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