安くて売れてるけど特殊『ワイモバイル版OPPO』の違いを紹介 - OPPOラボ
OPPO製のスマートフォンは、大手携帯電話会社からそのサブブランドであるワイモバイルなどまでに渡って、オッポの携帯電話端末が供給されています。
Y!mobileで販売されているOPPO端末は、SIMフリーモデルと比較し非常に安価に購入することが可能なのですが、その安さと引き換えかY!mobile版には通常モデルから差別化が図られています。
まずワイモバイルモデルのOPPOとは、Y!mobileを経由して販売されているOPPOのスマートフォンのことを指します。
しかしワイモバイルで販売されている端末は、携帯電話会社側の意向もあってか、Y!mobile利用者に特化した作りになっていて、後述するようにいくつかの仕様変更が施されており、いわゆる「キャリア版」と同等の作りになっていています。
また本記事にて後述していますが、ワイモバイルで販売されているOPPOは、SIMフリーモデルと比較して価格が抑えられています。その安さもあってか「スマートフォンの実売台数ランキング」でワイモバイル版がランクインすることも多くなっています。
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まず真っ先に挙げられるワイモバイルモデルと通常のOPPO端末の違いとしましては、プリインストールアプリの数でしょう。
SIMフリー版のOPPOでは、オッポ純正アプリとGoogle製のアプリが初期搭載となっていますが、ワイモバイル版ではそれらに加えてYahoo!・Y!mobile・SoftBank製のアプリが入っているのが特徴です。
不要であればいくつかのアプリはアンインストールが可能ですが、Yahoo!アプリやY!mobile メールアプリなど削除することができないアプリも組み込まれています。
あくまでワイモバイルの利用者とYahoo!関連サービスを使用することが前提になっているる事がわかります。
また目立たない点としては通常OPPOスマートフォンとは異なる設定がなされています。
例えばナビゲーションボタン、ワイモバイル版以外のOPPO端末では戻るボタンが右側に配置されている設定になっているのですが、Y!mobileモデルにおいてのバックキーは左配置になっています。
加えてOPPOのデフォルトのホーム画面設定は、スマートフォンにインストールしているアプリがすべてホーム画面上に表示されるのですが、こちらもワイモバイル版ではホーム画面とアプリ一覧画面が独立しているドロワー方式が標準設定として採用されていっます。
ただこれらはいずれも設定でOPPO標準に沿ったものに変更することが可能です。
また設定アプリ内にある「ソフトウェアアップデート」画面は、ColorOS(OPPO)独自のものから、Android OS標準のUI(インターフェース)に近いのものに変更されているのも、隠れた相違点でしょう。
続いてはハードウェア面における相違点ですが、まず国内で販売されているOPPOスマートフォンのSIMフリーモデルはすべてデュアルSIMに対応した製品です。
ただワイモバイル版で使用可能なSIMカードは1枚を上限とされており、SIMカードトレイも本来2枚目を取り付ける部分はmicro SDカード専用のコーナになっています。
このような背景から、Y!mobileモデルのOPPOでは2つ以上のSIMカードで利用することは出来ません。
またデジタルSIM「eSIM」に対応しているOPPO Reno5 Aのワイモバイル版では、eSIMの設定項目そのものが取り除かれています。
eSIMはOPPO Reno5 Aの特徴的な機能の1つで、OPPO Reno Aシリーズとしては初めての対応だったのですが、ワイモバイル版では無いものとされています。
また電源が入っている状態でSIMカードの取り出し、及び取り付けを行いますと自動的に端末に再起動が働くようにもなっています。
消費者にとっては、スマートフォンの購入する際に1つの大きな指標である価格が上がりますが、ワイモバイルモデルのOPPOは、SIMフリー版と比べて安価なことも特徴の1つです。
例えば公開市場版のOPPO Reno5 Aは定価43,800円で発売されたのですが、ワイモバイルで発売されているるReno5 Aは当初39,600円と、その価格差はおよそ4,200円となっています。
ほか現在はワイモバイルが実施しているセールなどにより20,000円を下回る値段で入手できる機会も珍しくない状況です。
それが影響してか「メルカリ」などでは、新品で出品されているOPPO Reno5 Aが24,000円前後ほどで購入できるなど、ワイモバイルのOPPOは機能は一部省かれていものの、このように多くの市場においてSIMフリー版よりリーズナブルで手にしやすい存在となっています。
上述したワイモバイル版における相違点があって、このような価格設定となっています。
もし購入を検討している場合において、SIMフリー版と比較して前述したような仕様の違いがあったとしても、機能などより価格が優位に立つのであれば選択肢としては強力な候補になると思われます。
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