ダイソー「タブレットPC用スタンド」の活用方法を紹介 勉強や料理、お出かけ前にも

撮影=川崎さちえ

ダイソー「タブレットPC用スタンド」の活用方法を紹介 勉強や料理、お出かけ前にも

 スマートフォンやタブレットで動画を見たりオンラインでミーティングをしたり、あるいは仕事のプレゼンをする時などには、専用のスタンドを使っているのではないだろうか。おうち時間が増えたこともあり、いろいろなメーカーからこだわりのスタンドが販売されているが、100円ショップ最大手のダイソーでもかなり充実しており、進化もしている。その中で筆者が使っているのは「タブレットPC用スタンド」。今回は、その使い勝手やタブレット以外の使い道などを紹介していこう。【写真】「タブレットPC用スタンド」の便利な活用方法<作りはとてもシンプル> ダイソーの「タブレットPC用スタンド」はとてもシンプルな形をしている。「タブレットを置くところと、支えるところがあればOK」というスタンスを感じるほど、潔さがある。 また金属部分はサイドのネジのようなところを起点として動く。タブレットの角度を自由に変えることもできるし、使わない時にはたたんでおくことも可能だ。 たたむと小さくなるので、壁掛け収納も可能。こうしておけば置き場所に困ることもないし、「あれ、どこに置いた?」と迷子になることもない。<タブレット置きとして安定感抜群> 実際にiPad miniを立ててみると、ぐらついたり倒れてしまうことはなかった。むしろタブレットが乗ることでしっかりと安定するようだ。 横置きでも縦置きでも使えるのはありがたい。 筆者がダイソーの「タブレットPC用スタンド」を使うのは主に動画を見る時なため、角度の調整が自由にできることで、光の反射具合や画面をタッチしやすい角度などを自分好みに調整できるのは便利だ。 タブレットだけでなく、スマホもiPhone SEまで置くことができるので、家にあるほとんどのデバイスに対応するのではないかと思う。ただし、iPhone SEより小さいサイズは、金属部分で支えることができずに倒れてしまうだろう。筆者はiPhone 8を使っているが、サイズ感もよくジャストフィットという感じで快適だ。<本を立たせることができる> ダイソーの「タブレットPC用スタンド」は、タブレット以外にも使い道がある。 本を立てかける使い方は、主に学生向けではないだろうか。筆者の高校生の娘が勉強をする時、ダイソーの「タブレットPC用スタンド」で教科書や参考書を立てているのだ。そうすることでページが見やすくなり、教科書を置くスペースの節約にもなる。高校生ともなると何冊もの参考書を広げるので、狭い机では対応ができなくなってしまうのだ。 立たせたのは良いけれど、ページが自然にめくれてしまうのでは?と心配になるかもしれないが、スタンドの下の部分に教科書や参考書をはめこむことで、ページがめくれるのを防ぐことができる。広げておくとページがペラっとめくれてしまうので、勉強中のイライラにもつながってしまうが、このようにすればより煩わしいことから解放され、集中力が続くのではないだろうか。 ただし、ページ数が多すぎると下の部分にはめることができなくなってしまう。支える部分を測ってみると、2cm程度。開いた状態を考えて、しっかりと支えるには本の厚みを考えなければならない。 また従来の雑誌のサイズになると支える部分が不安定になり、倒れてしまうこともある。雑誌に掲載されているレシピを見ながらキッチンで料理をするのは、ちょっと難しいかもしれない。見るのであれば、タブレットを活用することをおすすめする。(番外編)鏡の置き場所として使える 少し特殊な例だが、筆者は手持ちの鏡を愛用しており(この鏡は息子が中学生の時に作ったもの)、例えばピアスをする時は両手が塞がってしまい鏡が持てない。もし、スタンドが付いていない鏡を愛用していたり、手持ちと立てかけ両方で使いたい場合は役立つかもしれない。 ダイソーの「タブレットPC用スタンド」は110円(税込)で販売されている。シンプルだからこその使い勝手の良さがあり、自分好みの使い方を見出せることで、長く愛用できるのではないだろうか。

川崎さちえ

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