Amazonの領収書を発行・印刷・PDF化する方法 - スマホからも可能 | マイナビニュース マイナビニュース マイナビ

Amazonの領収書は自分で出力する

Amazonの領収書は購入した商品に同梱されていないため、ユーザー自身がAmazon.co.jpのWebサイトにアクセスして、「注文履歴」のページから発行する必要があります。パソコンからはもちろん、スマホでも領収書を発行して印刷したり、PDF化することが可能です。ただし、スマホ向けのAmazonアプリからは領収書を発行できないので注意してください。

スマホでAmazonの領収書を発行する方法

スマホのWebブラウザでAmazon.co.jpのサイトを開き、領収書を発行する手順を紹介します。ここでは、iPhoneとSafariを使った例で説明しますが、AndroidスマホとChromeの組み合わせでも同様です。

スマホでAmazonの領収書を印刷・PDF化する方法

スマホのWebブラウザで発行したAmazonの領収書を印刷したり、PDFファイルに変換する方法を紹介します。iPhone、AndroidともPDF化のために特別なツールは必要なく、OS標準の機能で変換できます。

以下、発行手順【6】の画面からの続きとなります。まずは領収書発行画面で印刷を指示します。その後は、iPhone/Safariの場合とAndroid/Chromeの場合で異なるのでそれぞれ解説します。

パソコンでAmazonの領収書を発行・印刷・PDF化する方法

パソコンのWebブラウザでAmazon.co.jpの「注文履歴」から領収書を発行して、印刷あるいはPDF保存する方法を紹介します。

Amazonの領収書は「宛名」が空欄、どうすればいい?

Amazonが発行する領収書は「宛名」が空欄になっています。会社名や自分の名前を入れて印刷したくても、Amazon.co.jpのサイト上ではそのように設定することができません。Amazonの領収書に関するヘルプページには次のように記載されています。

空欄のままでも領収書として有効なフォーマットですが、会社の経費精算ルール上どうしても宛名の記載が必要な場合は自分で記入することもできる、というのがAmazonの見解です。厳密に言うと、領収書の宛名を自分で書き加えることは不正行為にあたる可能性があるので、もし不安な場合は会社の経理部門や専門家に相談しましょう。

Amazonの領収書を発行できない場合の対処法

Amazonの領収書は、支払い方法によってユーザーが発行できない場合があります。コンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング払い、電子マネー払いの場合は、コンビニや銀行が発行する領収書もしくはレシートで対処します。代金引換(代引き)の場合は、配送会社が発行する領収書を使用しましょう。

領収書支払い方法
発行できるクレジットカード、携帯決済、あと払い (ペイディ)、Amazon.co.jpギフト券、Amazonポイント、パートナーポイント
発行できないコンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング払い、電子マネー払い、代金引換

Amazonの領収書に関する注意点

Amazonの領収書には独特の仕組みや注意点があります。以下、4つのポイントを解説します。

Amazonで複数の商品を一度の決済で同時購入すると、領収書は「まとめて一枚」に集約されます。この場合、領収書を商品ごとに分割することはできないので、会社の経費で精算するものとプライベートの買い物を混在させて決済しないように注意しましょう。

注文履歴から領収書を一度表示してブラウザを閉じると、次に領収書を表示した際に「再発行」と記載されます。税務上、経理上はとくに問題ないはずですが、会社のチェックが厳しくて懸念される場合は、初回発行時にPDFを保存しておくとよいでしょう。

Amazonの領収書に発行期限はないようです。1年以上前の領収書が必要かどうかはさておき、筆者最古の注文履歴をたどったところ、2003年11月の買い物でも領収書を発行・印刷できました。

この記事の冒頭で説明した通り、Amazonショッピングアプリから領収書を発行することはできません。

まとめ

Amazonの領収書について、発行・印刷・PDF化する方法、注意点などを解説しました。自分で発行するというユニークな方式を採用しているAmazonの領収書、自宅にプリント環境がない方はPDFファイルとして保存し、コンビニの印刷サービスを利用したり、会社のプリンターで出力するとよいでしょう。

確定申告の際にAmazonの領収書を一件ずつ印刷するのは大変な作業です。月ごとや年ごとに領収書をまとめて印刷できるブラウザ拡張機能「アマゾン注文履歴フィルタ」が便利なので、下記の関連記事を参考に導入を検討してはいかがでしょうか。

【関連記事】Amazonの領収書をまとめて出力、確定申告の“神”ツール「アマゾン注文履歴フィルタ」

あべもとき

1998年、パソコン雑誌「PCfan」にて編集者としてのキャリアをスタート。2012年にマイナビニュース デジタル編集部に加入し、パソコン、カメラ、オーディオ、スマホ、デジタル家電関連の記事を担当。2014年から2017年にかけて同編集長、2019年までプロデューサーを務める。現在はマーケティング系の部署から、TwitterやLINE、Amazon、iPhone、Android関連の記事編集・執筆を時折手がけている。監修記事一覧はこちら。

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