SIMフリー版iPhoneの購入方法と賢い使い方|@DIME アットダイム

ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアで販売されているiPhoneですが、近年良く耳にする「SIMフリー」端末としても買えるのをご存じでしょうか。実は最新のiPhone 12シリーズもSIMフリーで購入可能です。

今回は、SIMフリー端末としてのiPhoneの購入方法から、キャリアやMVNO各社のSIMカードを挿して運用する方法を紹介していきます。

SIMフリー版iPhoneはどこで購入できる?

まずは、SIMフリー版iPhoneの購入方法についていくつか紹介していきましょう。

SIMフリーiPhoneの購入方法として最もオーソドックスともいえるのが、アップルストアやアップル公式のオンラインショップにて買うというものです。

店舗型でもオンラインでも、アップルストアでは以前使用していたiPhoneの下取りサービスを実施しています。モデルによって買取価格は変わってくるので、使用しているiPhoneをいくらで下取りしてくれるのかを事前に確認しておきましょう。

【参照】Apple Trade In

ちなみに店舗型のアップルストアではドコモ・au・ソフトバンクのキャリア版iPhoneも購入可能で、この方法で購入すると8800円(税込)の割引を受けることもできます。

iPhone 12シリーズやiPhone SE(第2世代)は、ヨドバシカメラやヤマダ電機など、各家電量販店にて購入することもできます。

どの家電量販店でアップル製品を取り扱っているかは、アップルの公式サイトから確認可能。住所ごとに近隣の店舗を検索できるので、参考にしてください。

【参照】アップル公式HP 場所を検索

SIMフリーと合わせてよく耳にする「MVNO」会社では、iPhoneを取り扱っている場合もあります。

現状MVNOでは最新のiPhone 12シリーズの取り扱いはありませんが、「mineo」ではiPhone 11が、「IIJmio」ではiPhone XRが販売されています。

SIMフリー版iPhoneの購入方法と賢い使い方|@DIME アットダイム

mineo

IIJmio

最新モデルにこだわりがなければ、MVNOからiPhoneを購入するのもありでしょう。

もちろん、中古製品の販売店や「メルカリ」といったフリマアプリでもiPhoneの購入は可能です。

中古販売店の場合は“1か月保証”などのサービスがついている場合もありますが、フリマアプリの場合はないことがほとんど。購入は自己責任になってしまうので、注意して利用しましょう。

SIMフリーiPhoneの設定方法

SIMフリーのiPhoneを購入した場合、利用するためには初期設定をしなければいけません。簡単に初期設定の方法を紹介していきましょう。

SIMフリーのiPhoneが手元に届いたら、まずは使用したいキャリアのSIMカードを挿入しましょう。SIMカードを挿入する場所(SIMスロット)は端末によって異なりますが、基本的に側面のどこかについています。

iPhone 12シリーズの場合は、左側面の下側にSIMスロットが搭載されています。

iPhone 12シリーズでは、カードタイプではなく電子タイプの「eSIM」に対応しています。eSIMをiPhoneに登録したい場合は、使用する通信会社のHPから方法を確認しましょう。

SIMフリーのスマートフォンを使う上で忘れてはいけない設定が、「APN」設定です。APN設定とはiPhoneが正しく電波をつかみ、データ通信を行うための設定のことで、

ただし、iPhoneで4キャリアの回線を使用する場合、難しい操作は必要ありません。設定アプリから「モバイル通信」をタップし、「ネットワーク選択」に進みます。

4キャリアはすでに登録されているので、使いたい会社の名前をタップするだけで、データ通信が利用可能になります。

MVNO会社のSIMカードを使用する場合は、基本的に各会社のHPからインストールできる「APN構成プロファイル」を使います。インストール方法はそれぞれのHPを確認しましょう。

APN構成プロファイルのインストールが完了したら、設定アプリに「プロファイルがダウンロード済み」と表示されるのでここをタップ。

プロファイルの詳細が出るので、右上の「インストール」をタップ。

右上の「完了」をタップします。

上記の設定をすれば、iPhoneでデータ通信が行えるようになります。

【参照】iPhone や iPad でアクセスポイント名 (APN) を表示・編集する

※データは2020年1月中旬時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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