Mecha! universe! Boy Meets Girl! "Nimbus INFINITY" is good with various standard SF action! [Explosion report]

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(写真:Game*Spark)

メカ!宇宙!ボーイミーツガール!『Nimbus INFINITY』は各種定番取り揃えたSFアクションで良し!【爆レポ】

最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。私もプレイするまで正体が掴み切れず泣いています。そこで“なるべく早く”をモットーに、ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」。「親方!空から女の子が!」も見れる。そう、期待のハイスピードメカアクションならね。今回はGameCrafterTeamが開発を手掛け、GameTomo Co., Ltd.がパブリッシャーを担い、2022年02月16日、SteamにてPC(Windows)向けに早期アクセスリリースされたハイスピードSFメカアクション『Nimbus INFINITY』について生の内容をお届けしたいと思います。『Nimbus INFINITY』とは?本作は、2100年の未来地球を舞台に、ひょんなことから汎用人型兵器「バトルフレーム」に乗り込むことになった少年タイヨウが、次々と迫りくる敵と激しい戦闘を繰り広げるハイスピードSFメカアクション。このかいつまんだ説明の時点で、もう既に「メカやロボットモノが大好きだ!」という開発による魂の叫びが聞こえてきます。ご安心ください。本編もだいたいそんな感じで、どのシーンを切り取っても「大好きなんだァ!」というもはや断末魔(?)めいた煌めきの熱量が宇宙を突き抜けています。ともあれ早速紹介してまいりましょう。今後のアップデートについて本作は現時点ではあくまで「早期アクセス」であることに注意せねばなりません。例えばイベントシーンの切り替えは唐突で、微妙に操作性の悪い戦闘などまだまだ荒削り。Steamでの開発による投稿によれば、序盤のストーリーミッション(1~6章)、サバイバルモード(version 1)、英語音声(日本語・タイ語の翻訳+字幕あり)という状態から早期アクセスを初め、そこから段階を踏んで整えて行くようです。この「まずは自分が好きな要素を並べ、そららのバランスを整えながら、全体で一つのトーンになるようにまとめていく」というスタイルは、一歩間違うと極めて尖ったバランスになる上に空中分解起こす危険があります。ところが本作の現時点ではそこまでぶっ飛んだことはなく、手堅く進めていこうという足取りを感じるので個人的に好感度が高いですね。実際に早期アクセス開始直後でありながら、なかなか遊べる完成度なので今後にも期待が持てそうです。言語・操作・設定について繰り返しになりますが、言語は現時点では英語音声(日本語・タイ語の翻訳+字幕あり)という状態で、今後のアップデートでは日本語音声も収録予定とのことです。本作はマウス&キーボード、そしてコントローラーによる操作に対応。マウスのほうがよりクイックな照準ができましたが、「人型兵器はコントローラーで操作するべし」という超個人的で勝手な信条があるので今回のプレイでXbox Oneコントローラーを使用しています。キーコンフィグで自由に設定できるのがありがたいですね。その他設定まわりについては、グラフィックまわりに力が入っておりFPS30、60、90、無制限といったものからテクスチャ描画距離や解像度など多岐にわたり細かく調整が可能です。本編開始タイトル画面から「キャンペーンモード」「サバイバルモード」が選択可能。先程も触れましたがそれぞれまだ開発途中で、特に前者はACT1のミッション6までがプレイ可能です。今回の記事はキャンペーンモードを中心に紹介してまいりましょう。ちなみにサバイバルモードではこのように延々と戦い続けることが可能です。チュートリアルキャンペーンモードから難易度選択画面に移ります。一番簡単なものを選んでも、ミッションによっては割と致命傷を負いかねないのでここはお好みで。さてやってまいりました近未来。舞台は群馬、主人公は人型メカNFrameで豆腐配達のアルバイト……と、すでに要素が大渋滞起こしてますがチュートリアルです。機体は3人称視点のラジコン操作で、基本的な移動は水平と上下方向にブースター。人型ではありますが、重量を足音に響かせながら歩くというモーションはなく、ほぼ浮遊スタイルで動き回ります。カップに入った水をこぼす心配はなさそうですな。画像は戯れに命を散らした豆腐屋アルバイトの図。ミッションエリアには範囲制限があり、黄色赤色と続く2段階範囲を超えると容赦なく爆発四散しゲームオーバーになります。とはいえよっぽど強引な探索でもしない限り、移動でエリア外に出ることは無いので特に問題ないでしょう。ハイライトされた目的地を転々としつつ、この近未来の群馬を通じて世界観に触れていきます。とはいえ住人との会話は日常感を演出するためのフレーバーで、この後問題になる勢力図に関するイントロ的な説明はほとんどがラジオで済まされます。動き始める物語ある程度チュートリアルを進めるとムービーが始まり、記事冒頭で説明したひょんなことからの「ひょん」の部分にあたる展開になっていきます。空から落ちてきたロボット!美少女!しゃべるAI!流れるように新規パイロット登録からの戦場へ!……という具合で、古今東西で広く受け入れられている導入をこれでもかとなぞり、物語の立ち上がりを感じさせます。戦闘さてさて攻撃は射撃と近接攻撃が主で、相手をロックオンすればより正確にダメージを与えることができます。ただしロックの追従性がいささか弱いため、カメラのブレですぐ外れてしまい、特に近接戦闘を仕掛ける際にしばしば空振りしがち。ここらへんは今後のアップデートで調整が入ることを願います。ブースターゲージは時間経過で回復。そのクールダウンタイムもそこまで長くないのでガンガン加速を駆けながら戦場を飛び回りましょう。遠距離から弾を当てつつすれ違いざまに殴りつけて飛び去っていく戦法が個人的に好み。またもし希望できるなら、ボタン一つで180度反転するクイックターンできると嬉しいですね……。コクピットHUDは視界を邪魔をしないようわかりやすくまとめられています。個人的な好みとしてインターフェースの表示は、もう少し大きくしても良いかもしれません。特にロックオンカーソルのサイズは、戦闘機動などで画面の情報が忙しくなるにつれ見えづらくなりがち。ミッション本作は、ストーリーに則りインターバルを挟みながらミッションを進めてくスタイル。現時点で、市街地戦はチュートリアルのみでそれ以外は、宙域での戦闘が主になります。大量のデブリが漂うなか高速で戦闘を行うのは非常に高揚しますね。ミッションの内容は、基本的には出現する敵を倒していくのが主で、味方宇宙戦艦の警護というものもあったり。コクピット視点での起動シーケンスや艦からの発進シーンなど、どれも「これだよこれ!」という演出がたっぷりです。インターバルいわゆるインターミッションでは、主人公タイヨウ君を操作して拠点となる宇宙戦艦内部のあちこちを探索できます。各部屋にはヒロインやおそらくジャンルが違えば攻略対象になるであろうお姉さん、兄貴分、その彼とデキてると思しき大人の女性、恰幅のいい艦長といった仲間たちがいます。彼らとの会話を通じて、この世界により親しみが持てるのではないでしょうか。なおミッションを進める際はハンガーから自機にアクセスするのですが、一度出撃画面に入ると探索が終了して戻れなくなるので要注意。出撃準備それまでのアニメ調だったのが急に質感がスカイロケットに高まっているので面食らうかもしれません。ともあれハンガーの出撃画面からは機体の「装備変更」「色変更」が可能です。装備変更では「C.I.W.S」「主兵装」「ミサイル」「補助兵装」を選ぶことができますが、現時点ではショップなどによる武装追加はなく、手持ちの数種類から組み合わせて機体を構成していきます。武器にはそれぞれ性能が設定されており、個人的な体感としてはマガジン容量とリロード時間が重要でした。弾をバラまいて接近戦!という時に即弾切れからの長いリロードになると戦闘のテンポが崩れますからね。なお各武装は「色変更」によって自由にカラーリングを変えることができます。色相、彩度、明るさを調整して自分好みの色を出せるのは良いのですが……カラーパレットを保存したり、値をコピペして他の武器にも適用することができたら嬉しいところ。というより機体自体のカラーリングを変更することができたら諸手を挙げて悦びます……違う、喜びます。おわりに細部についてはこれからさらに作り込まれていくということで、現時点では「これがあったら嬉しい…!」という箇所がちらほらある本作。とはいえ冒頭でも触れましたが、現時点でも十分に遊べる仕上がりで、今後のロードマップもしっかりしています。なにより開発が積極的に進行状況などの情報を発信しているのが非常に好印象。そのためひとまず「これだよこれ…!」というロボット・メカな作品世界にひたるのも良いかもしれませんね。タイトル:『Nimbus INFINITY』対応機種:PC(Windows)記事におけるプレイ機種:PC(Windows)発売日:2022年02月16日記事執筆時の著者プレイ時間:2.5時間価格:1,520円

Game*Spark 麦秋

最終更新:Game Spark

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