会社社長を刺殺し遺棄した男に無期懲役 携帯電話の位置情報などで犯人と認定(ABCニュース) - Yahoo!ニュース
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おととし1月、大阪市住之江区で会社社長の男性が殺害、遺棄された事件の裁判で、大阪地裁は19日、知人の男に無期懲役の判決を言い渡しました。 判決によりますと、大阪市住之江区に住む塗装業・国本有樹被告(36)はおととし1月、280万円の債務の返済を免れようと、知人の塗装会社社長・馬場裕輔さん(当時41)の首などを刃物で何度も突き刺すなどし殺害したうえ、遺体を兵庫県西宮市の竹林に遺棄しました。 これまでの裁判で、被告が犯人かどうかが争われていましたが、大阪地裁は19日の判決で、携帯電話の位置情報などから、被告は被害者の事務所に立ち寄り、遺棄現場も訪れたことが認められると判断。 「被告が犯人でなければ説明が困難」として、被告が犯人であると認定しました。 そのうえで、首などを刃物で何度も突き刺すという犯行は「執拗で残忍であり、強固な殺意があった」と指摘。 「被害者に借金するなど恩義がありながら、身勝手な犯行で酌量の事情は見いだせない」として、検察の求刑通り無期懲役を言い渡しました。
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